2005/02/27
coLinux のアップデート(0.6.2編)とcofsの利用
2005年2月5日にcoLinuxの最新バージョン, 0.6.2がリリースされました。
最新バージョンでは、
- Kernel 2.6系列のサポート
- ホストOSのパーティションをマウントできるcofsの導入
が, 私的には大きな目玉であると思います。
このページでは、Gentoo Linuxにおいて、coLinuxのバージョンを0.6.1から0.6.2にアップデートした
場合の設定項目と、バージョン0.6.2の目玉の一つであるcofsの設定について解説します。
今回インストールを行うマシンのスペックは次の通りです。
| マシン | 自作PC |
| OS | Windows XP HomeEdition SP2 |
| CPU | AMD Athlon XP 2500+ |
| メモリー | 256MB |
| ビデオカード | RADEON9200 メモリー:128MB |
coLinuxのアップデート
coLinuxのダウンロードサイトへ行き,coLinuxのインストールファイル
(coLinux-0.6.2.exe)をダウンロードします。
インストールを行う前に, 設定ファイル(default.colinux.xml)を退避しておきます。
ダウンロードしたcoLinux-0.6.2.exe をダブルクリックするとインストールが開始されます。
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(1)
coLinux0.6.2インストール画面1
インストールファイルをダブルクリックすると、本画面が現れます。
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(2)
coLinux0.6.2インストール画面2
ライセンスに関する同意事項です。
「I Agree」ボタンを押します。
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(3)
coLinux0.6.2インストール画面3
rootファイルは既存の物を使用するので、「Root Filesystem image Download」はOFFにします。
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(4)
coLinux0.6.2インストール画面4
coLinuxのインストール先は既存のcoLinuxがインストールされている c:\program files\colinux としました。
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(5)
coLinux0.6.2インストール画面5
WinPCAPのインストールについての注意書きです。自分はTap-Win32を使うので
関係ないですが。
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(6)
coLinux0.6.2インストール画面6
インストール完了です。
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coLinuxの設定
バージョン0.6.2からはkernel2.4系列はサポートされず、kernel2.6系列がサポートされています。
このため、kernel2.6用に設定を行う必要があります。
fstabの編集
退避したdefault.colinux.xmlを元に戻し, coLinuxを起動します。
起動すると, メンテナンスモードでcolinuxが立ち上がります。
rootでログイン後, 読み書きできる様にマウントし直します。
# mount -o rw,remount /
/etc/fstabを編集します。
/dev/cobd/0 / ext3 noatime 0 0
/dev/cobd/1 none swap sw 0 0
上記のように /dev/cobdX→/dev/cobd/X のように書き換えます。
その後, coLinuxをもう一度立ち上げ直します。
module関係の設定
coLinuxのインストールフォルダにあるvmlinux-modules.tar.gzを WinSCP 又は cofs 等を利用して
coLinuxにコピーし, 解凍します。
解凍してできたディレクトリ 2.6.10-co-0.6.2 を /lib/modules/ 以下に移動します。
次に2.6系列のkernelでmoduleを扱うためのツール module-init-tools をインストールします。
このパッケージは2.4系列のkernelでの同種のパッケージ modutils にブロックされているので、
まずはmodutilsを削除します。
# emerge -C modutils
# emerge module-init-tools
cofs の設定
cofs とは, coLinuxが起動するホストOSのパーティションを coLinux からマウントできる機能です。
これでWindowsのファイルをcoLinuxから見る事ができ,大変便利です。
大変魅力的な機能なのですが,まだ開発段階でバグがあるそうなので,気をつけて使用してください.
coLinuxの起動オプションから指定する方法と,設定ファイルで指定する方法があります。
起動オプションで指定
coLinux 起動オプションで指定する方法です。
コマンドは以下の通りです。
colinux-daemon kernel=vmlinux mem=128 cobd0=\DosDevices\F:\coLinux\gentoo-i686-ext3-1gb
cobd1="\DosDevices\C:\Program Files\coLinux\swap_device" root=/dev/cobd0 initrd=initrd.gz
eth0=tuntap cofs0=f:\
上記コマンドでは実際は1行で指定します。
各オプションの意味は以下の通りです。
- kernel=vmlinux・・・kernelイメージはvmlinux
- initrd=initrd.gz ・・・initrdイメージはinitrd.gz
- mem=128・・・メモリは128Mb
- cobd0=\DosDevices\F:\coLinux\gentoo-i686-ext3-1gb
・・・cobd0 は F:\coLinux\gentoo-i686-ext3-1gb
- cobd1="\DosDevices\C:\Program Files\coLinux\swap_device"
・・・cobd1 は C:\Program Files\coLinux\swap_device。パスにスペースが含まれる場合はダブルコートでくくります。
- eth0=tuntap・・・ネットワーク eth0 はTAP使用
- cofs0=f:\・・・cofsはf:\
- root=/dev/cobd0・・・kernelパラメータ。dev/cobd0をrootファイルシステムとする
coLinuxを立ち上げた後に,以下のコマンドでホストOSのディレクトリをマウントします。
# mkdir /mnt/windows
# mount -t cofs cofs0 /mnt/windows
設定ファイルで指定
coLinux の設定ファイルで指定する方法です。
設定ファイル default.colinux.xml に以下の行を付け加えます。
<cofs_device index="0" type="flat" path="\DosDevices\f:\" enabled=true />
各オプションの意味は以下の通りです。
- index="0"・・・cofsの番号。cofs0が割り当てられます。
- path="\DosDevices\f:\"・・・マウントするパス
- type="flat"・・・cofsのモード。今のところflatを指定する。
- enabled=true・・・デバイスを有効とする。
マウントの方法は起動オプションでの指定時と同じです。
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