IT業界の選択肢

各所で話題になってるIT業界不人気の記事。
コミュニケーション能力の必要性とかなんてのは、経営層の人から散々聞かされてきた内容で、
新しさもなく何とも思わなかったけど、記事では触れられてない部分で、
プログラム技術がいらないっていってたそうで
なんか同じIT業界なのに遠い世界の話みたいで、まったく理解できない。
IT業界の重鎮たちと自分との距離があまりにも離れてるんだろけど、
重鎮たちの思い描く世界では、IT技術ってのが軽視されているのがよーくわかった。

すでに大手はパートナー企業の技術者がいないと、立ち行かない状況になってるのは明白で、
さらにコスト安ってことでオフショアやって、それにより技術がどれだけ空洞化するのか。

さらにニッポンIT業界絶望論とそれに続くIT業界進化論: 絶望する前に”SIer 2.0”を目指せを読んで。

大手はどんどんさらなる上流へ軸足を移して言っているということ。
これからさらに軽視されるであろう下流の「大手のパートナー企業」と言う立場は、どうなるのか。
「大手のパートナー企業」の一員である自分としては、悲観的になってしまう。
まぁ、パートナー企業として歩んでいく以上、その組織には技術の蓄積はほとんどなくなると言う点で既に悲観的だけど。

確かに自分は技術が目的化しすぎている嫌いはあって、
お客さんと一緒に物を作っていくと言う視点にやや欠けている点はあると思う。
そういう意味で、上流の人のような視点での仕事は尊敬するけど、
下流というものを軽視するってのはまた別の話。

まさに「大手のパートナー企業」ってところで仕事をしている現在、
仮に転職を考えたとしても選択肢が非常に少なく感じる。
妻子を養う身としてはお金も大切。
そうなると、Sierの傘の下ではあるけど、
  • 企業の研究開発部門等の狭き門をねらうか、
  • 「スーパー技術者」としてフリーを目指すか、
もしくは
  • 起業するか、

どの選択肢も自分のスキルではなかなか茨の道やね。
いずれにしてもこの業界に入ったころの、「作ったシステムが動く喜び」を忘れないようにはしたい。




Comment

  1. Saxman
    2007-11-14 Wed 22:38

    私の場合は「大手のパートナー企業」から「SIer企業の研究開発部門」へ転職した口です。
    (今は研究からは離れてて現場の支援してますが・・)

    そこで感じたことは、「技術者とは何か?を理解していない。」と言うことでした。
    例えば、本で勉強したり、資格を持っているだけで「Javaができる。」と認識されてしまう。
    私の考えでは
    「Javaでプログラミングができる≠Javaでプログラミングをする」
    の差があると思っています。

    しかし、「企業は本当の技術者を知らないだけ。」だとも感じました。技術者を育成したい。上流工程をするにも技術を持った人間でなければダメだ。とは考えているが、実際に技術力を持たせるための方法を知らないんです。
    私自身、技術者としてまだまだだと思いますが、転職して間もないにも関わらず、技術者からの見解としてきっちり認識し、検討材料としてくれる。

    「大手のパートナー企業」に身を置いていた自分は、会社に技術を蓄積することもできず、技術者を捨て駒のように扱っているのに苛立ちを覚えていたのですが、技術者としての見解をきっちり聞いてくれること、本当の技術者として見てくれることを嬉しく思っていますが、やはり縦社会なため権限を持たなくては行動に移せない部分は大きいですね。

    で、何が言いたいかと言うと、そんなにも悲観的になることも無いと思いますよ。
    まぁ、私もこの業界にかなり悲観的ではありますが、今後はある程度の権限を握るための努力もしていこうと思っています。

  2. tma
    2007-11-15 Thu 05:24

    「企業は本当の技術者を知らないだけ。」って部分は希望が持てました。
    本当は技術者を欲している企業もあるってことですよね!?

    実際、技術者をすて駒として扱っている企業もあるんでしょうし、
    そういう話はよく聞きます。
    ただそういう話に流されて、
    「どうせ企業は技術者をすて駒にするんでしょ」
    という風なスタンスで構え、本当に技術者を大事にしたい企業との出会いを狭めちゃうようなことは、
    無いようにしたいですね。