WEBを支える技術読了

HTTP、GET、POST、URI、ステータスコード、ステートレス。
Webの仕事にに関わっていて、これらのキーワードと格闘した事のない人はいないでしょう。
ステータスコードをGoogleで検索したり、ブラウザのプラグインでHTTPヘッダーを見ながらRFCを読み解いてみたりした経験は多くの人があるでしょう。
その時々に分かった気になっても、これらの技術を体系的に学ぶ機会は少ないのではないでしょうか。

そんなWEBにまつわる技術を体系的に学べる本が、「WEBを支える技術」です。
WEBを支える技術の歴史から始まり、いかにHTTPがシンプルに設計され、それゆえに広まっているかをひも解いていきます。
その過程でHTTP周辺の技術を学んでいく事ができます。

かつてWicketに始めて触れて、ステートレス/ステートフルを意識したとき、これらの概念を理解し人に説明するのに苦労したものです。
その時にお世話になった解説も載っていました。ステートフル/ステートレス の説明をはじめ、わかりやすい解説がつまっています。

この本の主役はRESTでもあります。
HTTP周辺の技術を解説するとともに、RESTがHTTPにいかにマッチした技術であるかという話に続いていきます。
RESTとSOAPの話は、個人的にはApache AxisでSOAPと格闘した日々を思いだしたりもしました。

最後のRESTを用いた場合のWebAPIの設計手法、考え方は非常に参考になります。
基盤技術の設計意図を注意深く汲み取り、下位レイヤーの思想を壊さない形で上位レイヤーを設計していく過程は感動しました。

本書でWebにまつわる技術を体系的に学んだ後も、充実した索引やステータスコード、HTTPヘッダーの一覧がとても役に立ちます。
これからずっとそばに置いておきたい本です。



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